株式会社ヒーロー
会社概要(お問い合わせ)
English

USDGC 2005 USDGC Challenge 2005 Team JAPAN  遠征記
公式練習&オープニング編
Team JAPAN 選手紹介
オフィシャルホテルとなったWingate Innは日本で言えばビジネスホテル。各部屋には、電話、クローゼット、バスやトイレ、テレビや冷蔵庫などはもちろん、コーヒーメーカーや電子レンジ、金庫もついている。テレビは、通常放送番組が見られる他、映画やゲームを楽しむことができる。1階フロントの横を通り過ぎた奥には、インターネットサービス・コーナーやプール、ジャグジー、トレーニングジムも完備され、使用料は宿泊者であれば全て無料だ。その他10名程度までのミーティングルームまであり、なかなかの環境なのである。
肌寒さに手もかじかみます(気温約摂氏17℃)。
白井さん、バッグが濡れないよう持参のゴミ袋へ。「白井さん!カッコ悪いからやめましょうよ!(高橋:談)」
ロビーには20席ほどのスペースがあり、毎朝ここで簡単な食事ができた。

時差ボケの疲れも見せず、皆元気に起きてきた。ロビーで朝食を済ませ、早々に車に乗り込んだ。外はあいにくの雨、決して良い視界とはいえなかったが、誰もが窓の外に釘付けになっていた。

Winthrop Gold Course まではホテルから約10分で到着。大学の敷地内に整備された広大な面積を持つ公園内をのろのろと進み駐車場へ。
いよいよコースへ。スタートの1番ホールに立つと「ようやくやってきたなぁ」という想いと共に、感動が蘇ってきた。佐々木君はここへ来るまでにビデオが擦り切れるほど見返してきた様で、ホールをひとつ進む度に、「うぉーっ!」 と感嘆の声を上げていた。その気持ち、よくわかる。憧れの舞台とはそういうものなのだ。各選手ともコースチェックとディスクチェックに余念が無かった。
後方に見えるイエローロープ(OBライン)がコース各所に設定され、期間中の選手達の頭を大いに悩ませてくれました。
16番ホールでの実広君のスロー。INNOVAのデイブ社長(後方左端)とサムもラウンドに同行してくれました。
今年の18ホールは、5ホールが昨年のものとはリニューアルされていた。年々公園整備が進む中、僅かにコース変更を繰り返しながら毎回スリリングな18ホールが用意されているのだ。コースレンジ(距離)の長短、アップ&ダウン、OBの設定、池のプレッシャー、開けた場所もあり林間ホールもある。どれをとっても非常にバランスの取れたセッティングは今年も参加選手を苦しめ且つ、楽しませてくれることだろう。
一回りし終えて、それぞれに「いける!」 という手応えを感じていたようだ。「何とかイーブンを」 と明日からの本線へ向け気合十分、練習ラウンドを終了した。

練習後に向かった先は、18番ホール付近に設置された本線では選手達のアテストルームとなる集計棟。大会チェックインをするためである。一人ずつ名前を告げ、キャディーブック(コースマップ)を受け取った。

プロショップを覗いてみた。イベントの盛り上がりを感じることのできる場所でもある。来る度に華やかさが増している印象を受ける。中に入った瞬間、商品アイテムの豊富さには皆、目を見張った。ディスクやバスケットはもちろん、指輪、ペンダント、ブローチなどのアクセサリー類、イベントロゴマーク入りのマグカップや陶器皿、ドリンクボトル、サングラスホルダー、防水ソックス、シューズ、DVD。ジャケット、ポロ、Tシャツ、キャップ、フリースなどのアパレル類は「2005」と入った限定品。どれもこれも欲しくなるが、懐がもたない。しかし観るだけではもったいない。やはり手にしなければ! そんな風に思わせてくれる雰囲気と品揃えに脱帽だ。
高い位置に象徴的にディスプレイされていました。
何を買うのか品定め!?渡邊君真剣です。
ガラスのバスケットと、ペーパーウェイト
実広君、防水ソックスをゲットです。
専用ホルダーに陳列されたミニディスク
イベントロゴをあしらった、マグカップ。
胸にはイベントロゴが刺繍されています。
ドリンクボトルとシューズもありました。
午後6時半、プレーヤーズミーティングの会場へ。7時の開始には少し早かったが、4人にはゆとりを持ってオープニングの雰囲気に浸って欲しかった。美術館を思わせる重厚な建物。高い天井を見上げながら、上階へと階段を昇った。既に多くのプレーヤーや関係者達がそこには集っており談笑している。視線が合えば誰もが例外なく笑みを返してくれる。会場の入り口前にはコカ・コーラ社協賛によるフリードリンクとクッキーが用意されていた。場内には持ち込めないために、ここで飲んだり食べたりしながら時間を待つ。良い席を確保しようと早速室内に入った。400名は裕に収容可能な広々とした室内。前方のステージ中央に優勝トロフィー、両サイドには花が飾り付けられ、既に準備万端といった感じだ。4人は前から2列目の中央に陣取り、その時を待った。その間にも出場選手が続々と入って来る。
入り口前にて暫し待機。
一足早く席に着きオープニング待ち。
徐々に選手が集まり始めました。
ダン・ギネリー(左端/1994年Japan Openファイナリスト)、スティーブ・ワイズカップ(中央こちら向き/1989年世界チャンピオン)、ジョー・メラー(右から2人目/2001年マスター世界チャンピオン)、アル・シャック(左端後向き/USDGC常連の米トッププレーヤー)
ジェスパー・ランドマーク(中央/スウェーデン/2001年秋田ワールドゲームズ銅メダル)、その後方にはジェイ&デス・リーディング夫妻(デスは2005年レディス世界チャンピオン)
レク・ロビンス(右から2人目/英チャンピオン/秋田ワールドゲームズで英国代表として来日)
INNOVA East代表でこのイベントの総責任者、初代PDGA World Championでもあるハロルド・デュバルが壇上に登場し全員で祈りを捧げることからセレモニーは始まった。脱帽し瞑想、イベントの成功を我々も一緒に祈った。次に競技ルールについての簡単な説明が行われる。
壇上に上がった二人の歴代チャンプ。よく見ると、ケンはJapan Open 2004のポロを着ています。
ボランティアスタッフ全員の名前を二人が丁寧にコールしていきました。
更にトーナメント・ディレクターのジョナサン・ポールが紹介され、後を引き継ぐ。挨拶の中で何を言っていたのか、詳細までは判らなかったが、この大会に参加してくれたことへの感謝の念と、ボランティアスタッフを含め皆で盛り上げていこう、といった内容だったのだろう。
会場から拍手が沸き起こる。歴代優勝者が紹介され、ケン・クライモ('99 / '00 / '02 / '04)と、バリー・シュルツ('01 / '03)が壇上へ導かれる。これからチャンピオン達によるボランティアスタッフのネーム・コールが行われるのだ。ステージ後方の幕がサァーッと引かれた瞬間、揃いのユニフォームに身を包んだスタッフの面々が一斉に視界に飛び込んできた。なかなかの演出である。
USDGC恒例のこのセレモニーは、ボランティアスタッフにとっては一つのステイタスとなっているのだろう。スタッフの顔はどれも誇らしげに見えた。
スタッフのリーダーであるブライアン・メイスとハロルドが固い握手。
毎回、会場内でアイスクリームを無料サービスしてくれているおじいさんが、今年のボランティア表彰を受けた。記念の盾にはアイスクリームをすくい取るスプーンを模ったレプリカが貼り付けられており、会場は再度拍手の渦に包まれた。

セレモニーの最後には、明日のティータイムのパーティー分けが発表された。第1組が午前7時45分スタート、以後9分毎に4名ずつがティーオフを繰り返し、最終組のスタートは午後2時39分、7カ国から総勢183名が明日からしのぎを削る。一大決戦の幕がいよいよ切って落とされた。日本選手は午前9時15分の実広君を筆頭に白井、渡邊、高橋、佐々木の順に9分毎にスタートすることが決まった。選手達の気持ちがはやる。
つづく・・・・
プレーヤーズキット紹介 セレモニー終了後に配布されたプレーヤーズキットを紹介します。

USDGC2005 Tシャツ
  胸にはUSDGCのポップなタイプフェイス・ロゴがプリントされ、選手名や出身地、出場回数を示す「★」が背中に刷り込まれています。

ニューディスク
  最新ディスクの「チャンピオン・ロードランナー」にタイプフェイス・ロゴがプリントされています。残念ながら150 classではありません。

USDGC2005 ロングスリーブ
  イベントロゴが左胸に刺繍されています。大会期間中に日本選手たちも着用していました。とても軽い着心地でしたよ。

ネームタグ
  イベントロゴと選手名が入っています。
Tシャツ同様に選手個人に対しての特別なアイテムです。

ドリンクボトル
  イベントロゴとINNOVAロゴのダブルプリントです。

Japan Open 2006 PRミニエアロ
  エアマン・キーチェーンとのセットです。
Japan Openは海外でも大変高い評価を頂いているようです。
次回は史上最多の外国選手が来日するかも!?

次回は新年1/12(木)更新予定です。
ファースト・ラウンドの模様をはじめ、会場内の風景をレポートいたします。
どうぞお楽しみに!


出発編へ
会場編 〜其の一〜 へ

Copyright Hero disc. All rights reserved.